高圧洗浄作業について

免震・耐震・制震技術

屋根や外壁に付着した苔や埃などの汚れを高圧洗浄します。汚れた状態の上に塗装しても、将来必ず塗膜が捲れてきます。また、チョーキング現象が見られる場合は高圧洗浄は必須です。チョーキング現象とは手で触ると白いチョークの粉のようなものが付着する現象で塗膜の劣化を意味します。

シーリングの打替えについて

耐震補強技術

シーリングを充填します。オート化学工業のシーリング材を主に使用します。


ヘラやバッカーで均します。基本的に縦の場合は上下に、横の場合は左右に1往復して仕上げます。

 最近の戸建ての8割がサイディングと呼ばれる種類です。サイディング板を貼っているお家です。必ずシーリングというものが施工されています。コーキングと呼ぶ人もいます。シーリングは弾性の性質があり、経年劣化によりひび割れたり、サイディング板から剥離します。塗装とセットで補修が必要です。打替えというのは既存のシーリングを撤去して新しくシーリングを充填する工法です。目地においては必ず打替えが必要です。また、既存のシーリングの上から打つのを増し打ちと言います。開口部(窓まわりなど)においては増し打ちも行うことがあります。撤去が困難な場合やカッターで切り込みを入れる際に中の防水シート層を傷付けてしまう恐れがある場合です。基本的にはすべて打替えが理想と言えます。


屋根塗装について

○○○技術
屋根の下塗りです。サーモアイシーラーを塗布しています。遮熱塗料をお勧めします。

屋根の塗装ですが、基本的には外壁と一緒に行います。外壁だけを塗装する人がいますが、外壁よりも紫外線を浴びて傷んでいる屋根だけでも本来は塗装するべきです。屋根においては塗装できるタイプとできないタイプがあります。塗装できるものにおいてはスレート屋根が多く、カラーベストと呼ばれるものです。そのほかにはモニエル瓦や、鋼板素材の屋根などです。カラーベストにおいて注意が必要なのは縁切りと呼ばれる工程です。通常はタスペーサーという部材を挿入します。塗装することによってカラーベストの重なり箇所が塞がってしまい、雨が溜まることによって雨漏れするためです。カッターで切れ目を入れる方もいますが、私は適切ではないと思います。また、中里塗装では遮熱塗料を標準としてお勧めしています。


タスペーサーを挿入します。縁切りと呼ばれる工程です。カラーベストなどのスレート屋根には不可欠な工程です。下塗り後に行います。


中塗りです。遮熱塗料サーモアイSiを塗布します。サーモアイはシーラーにも遮熱効果があり、上塗り塗料との相乗効果が期待できます。この作業を2度繰り返し、2度目の塗装を上塗りと言います。


上塗りです。塗装は2度塗りしないと意味がありません。


外壁塗装について

外壁塗装 モルタルの場合


外壁がモルタルの場合下塗りにカチオンシーラーを塗布します。

外壁の塗装と言っても、適切な塗料を使用しなければ不具合が生じます。サイディング板、モルタル、ALCなど外壁の種類によって下塗り材が異なります。下塗りというのは1回目の塗装のことで、多くは塗料の密着を良くしたり、クラック(ひび割れ)を埋めたりする役割があります。塗装は基本的には3回塗りで、2回目の塗装を中塗り、3回目の仕上げの塗装を上塗りと言います。2・3回目の塗料はほとんどは同じ塗料を塗ります。よく2度塗り言われますが、この工程を1回(中塗り)で終わらせることを手抜き工事と言います。場合にもよりますが、一般の人から見ればそれなりにキレイに見えます。職人が見ればたいていは2度塗りしたかわかります。


こちらも外壁の下塗りです。パーフェクトサーフを塗布します。旧塗膜に模様がある場合はこのパーフェクトサーフを塗布します。既存の塗膜がリシンの吹付の場合はなみがた模様の施工をするのが基本です。その場合はパーフェクトフィラーを塗布します。どちらも微弾性塗料です。


中塗りです。中里塗装では日本ペイントのパーフェクトトップをお勧めします。シリコングレードを超える耐久性があり、コストパフォーマンスに優れています。フッ素系塗料など耐久性の高い塗料もありますが、次回の塗装の際に塗料の密着の問題など危惧される欠点もあります。


上塗りです。同じ色を基本的には2度塗りします。わかりにくいために、わざと色を変える事もありますが、将来の塗装ムラの要因になる場合がありますので、中里塗装では同じ色を2度塗りします。


外壁塗装 サイディング


下塗りです。シーラーを塗布します。外壁の種類によってこのシーラーの種類は異なります。一般的な窯業系サイディングであれば日本ペイントのファイン浸透シーラーを塗布します。最近では無機や表面親水化処理が施されたものがあります。その場合はファインパーフェクトシーラーを塗布します。高意匠サイディングと呼ばれるもので、難付着性サイディングと言います。見分け方は次の通りです。

●サイディングボードにコーティング処理を施していることがわかった

●10年以上経過しているのにチョーキング現象が見られない

●10年以上経過しているが、色あせがしていない。

●塗料用シンナーで拭いても溶けない。

このような条件にあてはまると無機や表面親水処理されたサイディングボードである可能性が高くなります。ただし、光触媒塗料を使用した物へは塗装することができません。


外壁の下塗りです。チョーキング現象が見られない場合はシーラーの下塗りを省くことができます。パーフェクトサーフを塗布します。


中塗りです。パーフェクトトップを塗布します。


上塗りです。しっかりと2度塗りします。

付帯塗装について


お家の場合、塗装する箇所がいくつかあります。屋根、外壁以外の箇所であれば、上から順に樋・鼻隠し・破風・軒天(軒裏)・雨戸・小庇・水切りなどです。窓の周りにモールと呼ばれるボードなどを貼っている場合や、2階と1階の間に帯モールが取り付けられていることもあります。それらを総称して付帯塗装と呼んでいます。雨戸をサービスで塗っていただいたお客様が数年でポロポロと捲れだして困っていることがありました。これは下塗りを行わずに上塗りを1度塗っただけの状態だったためです。あきらかに塗装不良です。ですが、サービスで塗ってもらったために泣き寝入りです。このような状態を塗装することになると手間が倍以上かかります。捲れかけている塗膜をできる限り除去する必要があるからです。サービス工事は私共も行いますが、内容までがサービスになってしまいますとお客様にとっては迷惑です。